超整理術

よく行く本屋で、『佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)』を見つけた。
仕事用ファイルなどの整理方法は常々気になっているので、“整理”という文字を見つけると、敏感に反応してしまいます。

といっても今まで見た本は似たような内容が多く、結局のところ一番の方法は、自分の性格を変える事のほうが手っ取り早そうです。ただこの本については、実際読んでみてタイトル通りの整理術としてみると少々違うかもしれません。

内容はどちらかというと佐藤可士和さんなりの仕事の組み立て方や、プロジェクト、デザインの過程に必要な頭の整理法を書いている気がします。

前回書いたデザインの資料と同じく、思考方法や仕事法についても、特に第一線で活躍する佐藤可士和さんのようなクリエーターの考え方などは、普段の自分と違った方法を知ることで、新しい頭の使い方を知ることができ、特に煮詰まったときの頭の切り換えには有効です。(笑)

デザインのキッカケ

資材だったり、素材だったり、デザインのキッカケはどこに転がってるか解らない。
そのキッカケを探すのに、他メーカーの商品だったり、コレクションだったり、一般的なデザイン要素にも一通り目は通すようにしています。

それ以外に、デザインに直接関係ないようなことでも、何かあるかも・・って、広くアンテナは張るようにしてはいますが、見つかるかどうかも解らないキッカケを探すのに費やす時間は、すぐに成果がないと無駄だったかな、と思ったりもします。

そんな時思い出すのが、Apple(アップル)のCEO、スティーブ・ジョブスのスタンフォード大学での有名なスピーチ。

その中に、“点と点を繋ぐ”という話があります、

『先を見据えて「点」と「点」をつなげることなんてできない。後ろを振り返ってしか、「点」と「点」はつなげられないんだ。だからこそ、君たちは、「点」がいつかもう一つの「点」つながるということを信じるんだ。』

このスピーチの内容を、僕はデザインに対してだけでなく、仕事全体のこととして常に意識しています。

このスピーチが気になった方は、スティーブ・ジョブスとスピーチで検索するといっぱい出てくると思います。・・・が、翻訳の仕方で若干、内容の捉え方が違う気がするので、いくつか違う翻訳文を読まれることをオススメします。