もともと80年代のバイクデザインが好きで、実際その頃から乗ってるので別にビンテージバイクとも思えないし、それが普通のバイクかなと。なのでバイクは基本的にはハンドルとエンジンとフレームとタイヤって感じのデザインがいいです。それに、音と匂い。
最近のスクーターのように、上記の物をほとんど隠してかぶせ物を変えました的なものは、そんなに興味がありません。せっかく進化しているはずなのに表面しかデザインが見えないのはちょっともったいない気もします。
せっかくの素材や機構が見えないと、素材毎にもつ重量感や質感が目に見えてこないし、そんな中身がむき出しのところもバイクの良さの一つだって思っているからです。
僕の考えが古いのか、たんなる素材フェチなのか・・・・
でもそんな考えを跳ね飛ばすデザインもあるんですね。
それとも次世代のバイクシーンがそろそろ動き始めるのでしょうか。
『zecOO』 電気バイクです。
今日まで東京デザイナーズウィークで実写を展示しています。
http://www.zecoomotor.com/
僕の世代のバイク乗りには、どこかに革ジャン&ジーンズで・・・というのがある気がします。そんな格好が最近のバイクデザインには似合いづらくなってきたなあと思っていたのですが、それはまだデザインの過渡期だったからでしょうか?
でもこのバイク(zecOO)にはそんな格好にもさらっと似合ってしまいそうな懐の深さを感じます。
個人的には白いSIMPSONのヘルメットを合わせて、ついでにバックステップを付けて峠に走りに行きたい。このバイク無茶苦茶バンク角かせげそうなんですけど。
とまあ妄想ですけど。なんか楽しい(笑)
10代後半から20代にかけては本当にバイク漬けの日々で、なかなか欲しいバイクも買えないので、中古のバイクを友達と集まってこつこついじって乗り、手の届かない新型車はバイク雑誌を見ては自分が乗った姿を想像してワクワクしていました。そんな乗った姿を妄想できる、あこがれ感を久しぶりに感じました。
あれっ、バイクの話だと長文が書ける。