今年は?

ニューヨーク、ミラノに続いて、2005年秋冬パリコレクションも終わりましたね。この時期、ネットや雑誌を見ながら、いつも感じてるんですけど、企画段階から実際に商品として発売されるまで1年以上かかりますよね、確かに一年後の流行色や素材、ある程度のデザイン位なら専門の機関から入手できますから、大きく売れ筋をはずす事はないと思うんですよ。まあ一般的な話で、コレクションに出てるようなブランドは当然売れ筋だけでなく別のプラスアルファを求められるんでしょうけど・・・。

特に最近感じるのは、毎年気候が不安定になってきてるから、暖冬で厚物が動かないとか、コートが不振だとかで在庫を抱えてる話で、そりゃあ以前(昔?)に比べて生産のスピードが上がってるからといっても、実際にそのシーズンになってからの追加生産が間に合わなくて機会損失してる場合が多いでしょ。
大手メーカーさんだと、その辺MDの人たちがその年の天候なども加味して細かく設定するんでしょうけど、特に頑張ってもらいたい中堅メーカーさんとか、もちろん考えているのは解かってますが、外れた場合を考えすぎて、厚物やコートのアイテム数を減らして、オールシーズン物がどうしても増えてしまったりしますよね、それってユーザー側からすると、やっぱり見ててもつまんないんですよ。
メーカーの作り手側の人達も、そう思ってる人が多いと思いますけど・・・、結局夏はカラッと暑く、冬は寒い、季節感を毎年期待しちゃいますよね。今年はどうでしょ?

http://www.doutoku.com

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