ショップで見かけるバッグを見てて、同じようなデザインだけど、
何か違うなあって事ありますよね。
それってホント微妙な事だったりするんですよ。
二つのバッグを一緒に見て、それでも解りづらいくらい些細なこと。

そのうちの一つが、糸。例えばこんな違いです。

右側がバッグや皮革の業界で大きなシェアを占めている、強度が高くて糸の撚りも力強く出るタイプ。この糸はポリエステルなので、光沢があります。

それに比べ、左の糸、画像で解りますか?
ちょっとケバ立ってますよね。そうこれはコットンの糸です。光沢は無いですが、自然素材のとてもいい風合いの色です。
ただ通常のコットンの糸だと強度的に不安があるんです。なので実はこの糸、ポリエステルの芯糸の上にコットンを巻きつけている、強度と風合いの両方を兼ね備えた糸なんですね。

DDWのバッグは、そのデザインや素材に応じてステッチ糸も変化させています。
こういったステッチ糸の色、番手(糸の太さ)、風合い、その全てがバッグの素材と重ねあって、パッと見、どこが違うのか解らないけど、雰囲気やクオリティの違いを感じさせるんですね。

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