88番札所
”邑久郡南巡り八十八ヶ所巡り”最後の88番札所です。
そこそこ山の中なんですが、あっけない程すぐ見つかりました。
ここまで回ってきて、一度も”邑久郡南巡り八十八ヶ所巡り”を回っている途中の人に会ったことがありません。初めの頃はもう廃れて誰も回ってる人がいないのかなと思うこともありましたが、回っていると建物は当然古くなっているのですが、一部を除きどこの地域の方も本当に綺麗に管理されていました。
お参りを済ませ、この88番札所を降りていくと、
「邑久の八十八ヶ所巡りを回られてるんですか?」と、一人の男性の方に呼び止められ、お話を伺うと、この”邑久郡南巡り八十八ヶ所巡り”のみならず本場の四国も何度も回られている猛者の方でした。
この88番札所はわりと急な登りで雨が降ると水も流れるんでしょう。この日も少しぬかるんでいたのですが、上の方はコンクリートで歩きやすく階段が作られていて助かりました。
聞くと、この方自らボランティアで階段を作ってくださった方でした。材料を持って上がるだけでも大変なはずなのに。
別れ際、お疲れ様でしたと飲み物まで頂き、おかげさまで最後がこんなに綺麗に終われるなんて、とても感謝です。
各地で道や情報を教えてくださった地域の皆様もありがとうございました。
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